洋楽ヒップホップ人気ランキング【2023】
これまでに人気があった洋楽のヒップホップ楽曲をピックアップしました。
再生数の多かった曲を順番にランキング形式で紹介しています。
どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。
プレイリストも更新中です。
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洋楽ヒップホップ人気ランキング【2023】
Rebirth Of Slick (Cool Like Dat)Digable Planets
『Rebirth Of Slick(Cool Like Dat)』のイントロで鳴り響く、4ビートのぶっといベース・ラインだけ聴けば完全にジャズですよね。
ジャズに詳しい方が聴けば、この楽曲がアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの楽曲『Stretching』を引用していることに気付かれるかもしれません。
このように明確にジャズを意識したヒップホップを鳴らし、1990年代初頭に人気を博した男女混成グループがニューヨークはブルックリン出身のトリオ、ディゲブル・プラネッツです。
そんな彼らの代表作であり、1993年にリリースされたジャジー・ヒップホップ史に残る名盤デビュー・アルバム『Reachin’(A New Refutation of Time and Space)』が、当時のジャズ・ラップのブームもあっていきなりのヒットを記録。
冒頭で触れた名曲『Rebirth Of Slick(Cool Like Dat)』も大ヒット、第36回のグラミー賞でベストラップ・パフォーマンス賞を受賞するなどの成功を収めました。
本作はジャズとソウルのサンプリングを軸としたアルバムであり、往年のジャズやソウルのファンであれば、元ネタを探す楽しみもありそうですね。
(KOH-1)
In Da Club50 Cent
サグなヒップホップが好きという方にオススメしたい作品が、こちらの『In Da Club』。
2003年にリリースされたこの曲は、「暴力・金・女」といったヒップホップの王道とも言える要素を、これでもかと詰め込んだ作品で、世界的なヒットを記録しました。
歌っているのは50セントさんなのですが、彼の生い立ちはなかなかに悲惨で、12歳からはディーラーとして生計を立てていたようです。
そういった生きざまがあるからこそ、楽曲に説得力が付いてくるのでしょうね。
(Ryo)
StrongerKanye West
日本でも多くのヘッズからリスペクトを受けているラッパー、カニエ・ウェストさん。
テリヤキボーイズとも共演があるため、昔の日本語ラップを知っている方にはなじみ深いのではないでしょうか?
そんな彼の魅力は、なんといってもサンプリングの思い切りの良さ。
こちらの『Stronger』は世界的に活躍したテクノ・デュオ、ダウトパンクの『Harder, Better, Faster, Stronger』をサンプリングしています。
テクノとヒップホップがミックスされたトラックに彼のハードなラップが見事にミックスした、名曲です。
(Ryo)
AlrightKendrick Lamar
2010年代以降のヒップホップ・シーンにおいて、最も重要な存在の1人といえば間違いなくケンドリック・ラマーさんでしょう。
1987年生まれ、カリフォルニアはコンプトン出身のケンドリックさんはその圧倒的なラップのスキルと音楽センス、アメリカの現実を的確に描写するリリックが高く評価され、西海岸出身の大物ラッパーたちから「西海岸の新王者」と呼ばれながらも、自身はギャングスタ的な世界とはまるで無縁の存在、という絶妙な立ち位置でその一挙一動が注目されるアーティストである、というのは誰もが認める事実でしょう。
作品の芸術的価値と商業性を見事に両立させ続けるケンドリックさんが2015年にリリースしたメジャー第二弾アルバム『To Pimp a Butterfly』は、2010年代のヒップホップ界における最重要作品というだけでなく、ジャンルをこえたポピュラーミュージック史における金字塔としてその名を残す傑作です。
生楽器の多用によるジャジーでソウルフルなグルーブ、見事なプロダクションから生まれた楽曲の中で的確に配置された豪華なゲスト・ミュージシャンたちの名演、多彩なフロウで魅せるケンドリックさんのボーカルから繰り出される素晴らしいリリックの数々……全16曲、78分をこえる大作であり、グラミー史上2番目に多い11部門にノミネート、5部門を受賞という栄誉も当然といえる内容となっております。
(KOH-1)
(Sittin’ On) The Dock Of The BayOtis Redding
不世出のシンガーソングライターであり、26年というあまりにも短い生涯の中で素晴らしい楽曲と歌唱を世に生み出したオーティス・レディングさん。
自家用飛行機における事故死、という悲劇を免れていたら今ごろ音楽シーンはどのように変わっていたのか……などといった想像は、ソウルミュージックを愛する方であれば誰もが一度は経験があるでしょう。
オーティスさんがミュージシャンとして本格的に活動していたのは20代の5年間程度ですが、デビュー当時の曲を聴けば分かるように、21歳の若者とは思えないほどに深みのある歌声は本当に驚かされますよね。
そんなソウルミュージック界の伝説、オーティスさんの偉大なディスコグラフィの中でも、事実上の遺作となった名曲『(Sittin’ On)The Dock of the Bay』を紹介します。
亡くなる三日前にレコ―ディングを終えたというこちらの楽曲は、オーティスさんとプロデューサーのスティーヴ・クロッパーさんによる共作で、26歳にして人生を達観したかのような物悲しげなボーカルと楽曲後半の口笛、落ち着いたアンサンブルが聴く人の胸を打ちます。
皮肉なことに、オーティスさんが亡くなった翌年の1月にリリースされたこの楽曲は本人にとっても唯一の全米チャート1位を記録、世界中の音楽ファンに愛され続ける名曲となりました。
従来の熱いソウルミュージックとは違う、同時代のロックやポップスも熱心に聴いていたというオーティスさんの革新的なセンスが光るこの楽曲は、ロック好きにこそ聴いていただきたいですね。
(KOH-1)
HypnotizeThe Notorious B.I.G.
1,000万枚という破格のセールスを記録、ヒップホップ史上において3番目に高い売り上げを誇るアルバムが、ノトーリアス・B.I.G.さんが1997年にリリースしたセカンド・アルバム『Life After Death』です。
前作『Ready To Die』の成功でラッパーとして大成したノトーリアス・B.I.G.こと愛称ビギーさんが、これからの人生を見すえて名付けられたというアルバム・タイトルとは裏腹に、ビギーさんはアルバムのリリース前にいまだ未解決の事件に巻き込まれて亡くなってしまったのですね。
当時のヒップホップにおける東西抗争など、そういった事情も含めて作品のセールスを後押しした面もあるかもしれませんが、ダブル・アルバムで全29曲という大作である本作の価値はそのようなゴシップ的な話題とはかけ離れたものです。
映画のようなMVが話題を呼んだ『Hypnotize』や、同じく特大ヒットを飛ばした『Mo Money Mo Problems』をはじめとして、ずらりと並ぶヒップホップ・クラシックの数々は、ビギーさんの圧倒的な存在感とスキルを余すところなく発揮した楽曲ばかり。
ビギーさんのフロウは重厚ながらも聴きやすく、ヒップホップ初心者にもすんなり耳に入るものではないでしょうか。
ぜひ自伝的な歌詞の意味や、楽曲の引用元などを調べる楽しみも見つけてみてください!
(KOH-1)
Early MorningsMeek Mill
フィラデルフィアを代表するラッパー、ミーク・ミルさん。
日本で言うところのR指定さんのようなラッパーで、もともとはバトルのMCとして人気を集めていました。
そこから音源の方にも力を入れ、現在ではシーンのトップ層で活躍していますね。
そんな彼の新曲が、こちらの『Early Mornings』。
和訳が出ていないため、深いところまではわかりませんが、恐らくはアメリカにおける黒人社会の問題点を歌った楽曲だと思われます。
(Ryo)