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洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】

これまでに人気があった洋楽のヒップホップ楽曲をピックアップしました。

再生数の多かった曲を順番にランキング形式で紹介しています。

どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。

プレイリストも更新中です。

洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】

In Da Club50 Cent

2022年のスーパーボールで会場をわかせたことも記憶に新しい50セントさん。

彼のキャリアの語るうえで欠かせないのが『In Da Club』です。

こちらは2003年のデビューアルバムに収録された1曲で、自身のキャリアがこれから積み重ねられていくことを歌っています。

そしてリリックの通り、この曲はグラミー賞にノミネートされ、歴史的ヒットを記録しました。

ちなみに、リリックはスラングや映画ネタが含まれているので、調べてから聴くと理解しやすいです。

山本

Another PerspectiveIdealism

一口にローファイ・ヒップホップといっても、典型的な方法論は存在するにせよ、アーティストによってそのアプローチはさまざまです。

フィンランド出身、Spotify上における「ローファイ・ヒップホップ」系のアーティストとして最も人気の高い存在の1人であるアイディアリズムさんは、ローファイ・ヒップホップ的なビートを用いながらもフィールドレコ―ディングを取り入れて、エレクトロニカやアンビエント、ダウンテンポ的な世界観に近い音世界が特徴的です。

2017年のデビュー・アルバム『Growth』はドイツを拠点として新世代のエレクトロニカやビート系の作品をリリースしている人気レーベル、Vinyl Digitalからリリースされていることからも、彼のトラックメイカーとしての立ち位置が分かるというものでしょう。

ジャケットのアートワークや『Ikigai』や『Ukiyo』といった楽曲のタイトルに見られる日本的な要素は、日本のカルチャーを愛する本人の趣味が出ているようですね。

今からレコードで本作を探すとなるとかなり困難ではありますから、フィジカルへの思い入れがなければデジタル音源で楽しみましょう。

KOH-1

Hasta el AmanecerNicky Jam

レゲトン・シーンで実力派のアーティストとして知られている、ニッキー・ジャムさん。

アメリカ出身のアーティストで、ドミニカ人とプエルトリコ人の両親を持ちます。

レゲトンのアイコンとして知られているダディー・ヤンキーさんとも親交が深く、一時期は一緒にデュオを組んでいたこともありました。

そんなニッキー・ジャムさんの曲の中でも特にオススメしたのが、こちらの『Hasta el Amanecer』。

ヒップホップの要素をふくんだ、スタイリッシュなレゲトンに仕上げられています。

Ryo

LimboDaddy Yankee

キャリアを通して、いくつものヒットソングを残してきた、レゲトンの代表的なアーティスト、ダディー・ヤンキーさん。

2000年代から現在にかけて第一線で活躍を続けており、ドン・オマールさんと並んで、キング・オブ・レゲトンの1人として知られています。

そんな彼の名曲のなかから、特にオススメしたい作品が、こちらの『Limbo』。

非常にアップテンポで、ボルテージの高い、ノリノリのレゲトンに仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。

Ryo

Big PoppaThe Notorious B.I.G.

東海岸のヒップホップシーンに突如現れ、圧倒的なフロウスキルで名声を手にしたノトーリアス・B.I.G.さん。

近代Gファンクの火付け役でもありますし、カリスマ性から多くのラッパーにリスペクトされたことでも知られています。

そんな彼のファーストアルバムに収録されているのが『Big Poppa』です。

Gファンクから一転、美声とロマンチックな歌詞で歴史的ヒットを記録しました。

他の曲と合わせて聴くと、違いがわかりやすいですよ。

山本

Papa Was A Rolling StoneThe Temptations

ブラックミュージックの歴史を語る上では欠かすことのできない名門レーベル「モータウン」を代表するコーラスグループの一つであり、1960年代のデビューから2020年代の現在にいたるまで活動を続けているのがテンプテーションズです。

今やオリジナルメンバーはオーティス・ウィリアムスさんだけとなってしまいましたが、メンバーチェンジを繰り返しながらもさまざまな時代においてヒット曲を発表しているというのは本当にすごいですよね。

本稿で取り上げている『Papa Was A Rolling Stone』は1972年にアンディスピューテッド・トゥルースというグループが発表したものが初出なのですが、同年の9月にテンプテーションズが改めてカバーしてシングルとして発表、全米チャート1位をマークして大ヒットを記録しただけでなく、グラミー賞受賞という栄誉も勝ち取ったという経緯があるのですね。

この楽曲のすごさは、名プロデューサーにしてソングライター、ノーマン・ホィットフィールドさんの存在が重要な位置を占めています。

1966年から1974年までのテンプテーションズの作品はすべてホィットフィールドさんとタッグを組んで生み出されたものなのですが、ホィットフィールドさんは従来のモータウンサウンドにサイケデリックロックなどの要素を大々的に持ち込み、独自のサウンドを作り上げました。

両者のコラボレーションによる最良の結果の一つが、こちらの『Papa Was a Rollin’ Stone』なのです。

残念ながら、ボーカルグループでありながら楽器主体のサウンドを重視したホィットフィールドさんの姿勢は両者の決裂を生んでしまいましたが、恐ろしくディープかつクールなこの楽曲の先鋭性は、むしろ若い音楽ファンにこそ再発掘されるべきものと言えそうです。

KOH-1