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洋楽ヒップホップ人気ランキング【2023】

これまでに人気があった洋楽のヒップホップ楽曲をピックアップしました。

再生数の多かった曲を順番にランキング形式で紹介しています。

どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。

プレイリストも更新中です。

洋楽ヒップホップ人気ランキング【2023】

Take You TherePete Rock & CL Smooth

残したオリジナル・アルバムはたったの2枚、その2作品でヒップホップの歴史において多大なる影響を及ぼした偉大な2人組が、ピート・ロック&C.L.スムースです。

今や超人気プロデューサーとして活躍するピート・ロックさんと、ストイックさと上品さを兼ね備えたラップ・スタイルを持つC.L.スムースさんによるユニットで、冒頭で触れたように2枚のアルバムを残して解散しているのですが、ピートさんの作品にスムースさんが客演したり、折に触れて再結成してライブ・パフォーマンスなどを行うなど良好な関係は続いているようですね。

そんな彼らのアルバムはどちらも甲乙つけがたい作品ではありますが、トータルの完成度という観点からラスト・アルバムとなった1994年のセカンド作『The Main Ingredient』を紹介しましょう。

文句なしのヒップホップ・クラシックであり、洗練を極めたサウンドは芸術的といっても過言ではないでしょう。

ピートさんは「ループにソウルを込める」という名言を残しており、主張するドラムスとウワモノとの絶妙なバランスはまさに神業のような手腕であり、濃厚にジャジーかつソウルフルなトラックを作り上げています。

曲単位でつまみ食いするのではなく、アルバム全体のムードを頭からラストまで楽しみたい作品ですね。

KOH-1

King KuntaKendrick Lamar

2020年代において自他ともに認める最高のラッパーであり、作品をリリースするたびに時代を動かすほどの衝撃を与え続ける天才、ケンドリック・ラマーさん。

2022年には5年ぶりのアルバムとなる2枚組の大作『Mr. Morale & The Big Steppers』をリリース、そのあふれんばかりの才能を改めて世に示したラマーさんですが、そんな当代きってのヒップホップ詩人の評価を決定付けたアルバムといえば、やはり2015年にリリースされたサード・アルバム『To Pimp A Butterfly』でしょう。

メジャー作品としては2枚目となる本作のすごさを短い文章で語るようなことは不可能ですが、アメリカはもちろん各国でチャート初登場1位といった商業的な成功、第58回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバムの受賞といった批評家筋の評価はもとより、収録曲の『Alight』が後の「ブラック・ライブズ・マター」運動におけるアンセムとなったことなども踏まえて、社会に与えた影響は非常に大きいのです。

今回の記事に沿った観点で本作を紹介するのであれば、このアルバムはロバート・グラスパーさんやテラス・マーティンさんといった新世代のジャズ・アーティストが参加しており、2010年代におけるジャズとヒップホップの新たな形を明確に提示してみせた作品なのですね。

名匠スパイク・リー監督のジャズをテーマとした映画『モ’・ベター・ブルース』にインスパイアされたというエピソードもありますから、深掘りしたい方はそちらの映画もぜひチェックしてみてください。

KOH-1

Overnight CelebrityTwista

現在のヒップホップ・シーンはトラップミュージックがトレンドで、フロウや韻といったスキルはおざなりな部分があります。

2000年代はその逆でエミネムさんを筆頭にスキルフルなラッパーが多くいました。

その中でも特に有名なラッパーが、こちらの『Overnight Celebrity』を歌うトゥイスタさん。

この曲は彼の代表的な作品の1つで、非常に早口なラップが味わえます。

スキルフルなラップを求めている方は要チェックの作品です。

Ryo

MOTTONF

ポスト・エミネムとの呼び声も高い白人系ラッパー、エヌエフさん。

2010年代から活躍し続けているエヌエフさんですが、2020年代に入ってからの活躍がすさまじく、特に2023年に入ってからは圧倒的な人気を集めています。

そんな彼の新曲が、こちらの『MOTTO』。

この楽曲では周りからバカにされたり否定され続けても自分を信じることの大切さが歌われています。

白人系ラッパーならではの苦悩がリリックのいたるところで伺えますね。

Ryo

Unh UnhGloRilla

メンフィス出身のフィメールラッパー、グロリラさん。

現代では女性らしさを強調したフィメールラッパーが一般的ですが、彼女は1990年代のハードコアをイメージさせるような硬派なラップを得意としています。

そんな彼女の新曲が、こちらの『Unh Unh』。

本作でも相変わらず攻撃的なリリックは健在で、ギャングも絡むいかつい内容に仕上げられています。

フィメールとしてのつらさも伺えるので、女性のヘッズはぜひリリックもチェックしてみてください。

Ryo

RiderMereba

エチオピアをルーツに持つアメリカ出身のR&Bシンガー、メレバさん。

サウス・ロンドンのR&Bシンガーは、ルーツの国の音楽とR&Bをミックスさせることが多いのですが、サウス・ロンドン出身ではないものの、彼女もそういったアーティストの1人で、楽曲ではR&Bとエチオピアのトロピカルなサウンドを見事にミックスさせています。

新曲であるこちらの『Rider』は、そういった特徴が特に表れており、非常に個性的なサウンドに仕上げられています。

Ryo

Just A Lil Bit50 Cent

突然の引退宣言など、トラブル・メーカとしても名をはせる50セントが、ドクター・ドレの右腕として活躍したスコット・ストーチをプロデュースに迎えて2005年にリリースした楽曲。

音数を減らして、派手さよりもクールさを感じさせる中近東風のビートが気持ち良いですよ。

KOH-1