洋楽ロック人気ランキング【2024】
これまでに人気があった洋楽のロックをピックアップしました。
再生数の多かった曲をランキング形式で紹介しています。
どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。
プレイリストも更新中です。
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洋楽ロック人気ランキング【2024】
Punk Rock Princesssomething corporate
2000年代のポップパンクやエモブームの中でも、後にソロとしても大成功するアンドリュー・マクマホンさんのピアノを大々的にフィーチャーしたバンドとして人気を集めたサムシング・コーポレートの名曲『Punk Rock Princess』。
2002年発表の彼らのアルバム『Leaving Through the Window』に収録され、パンクロックを愛する女の子への憧れと若さゆえの情熱が詰め込まれたこの楽曲は、ピアノの旋律が疾走感あふれるバンドサウンドに見事に溶け込んでいます。
歌詞はセンチメントに満ち、誰もが経験するであろう屈託のない日々と青春の焦燥を形容しており、リスナーの心を揺さぶります。
ピアノの力強い鍵盤は、まさに曲の中心をなし、エモーショナルな一面とポップな魅力をギュッと凝縮して放つのです。
思春期を象徴するかのような本作は、ピアノが奏でる感情の起伏を感じながら聴きたい逸品ですね。
Nuclear BurnBrand X
変態的にうねりまくるフレットレス・ベースと細かく刻む超高速のドラムスが迫りくる緊張感は、並大抵のロック~プログレ、フュージョン・バンドでは太刀打ちできないものでしょう!
ギタリストのジョン・グッドソールさん、ベーシストのパーシー・ジョーンズさんといったメンバーを中心として結成されたブランド・エックスは、ジェネシスのフロントマンでありソロ・シンガーとしても世界的な成功を収めたフィル・コリンズさんがドラマーとして参加していたことでも有名です。
コリンズさんの知名度があまりにも高いせいで、コリンズさんのバンドという誤った認識を持たれている方もいらっしゃるそうですが、ともあれ本稿で紹介している名曲『Nuclear Burn』を聴くだけでも、コリンズさんのドラマーとしての存在感はとてつもないものがあるのは事実ですよね。
こちらの楽曲は1976年にリリースされたデビュー・アルバム『Unorthodox Behaviour』のオープニングを飾る楽曲で、アルバム全体的にもアメリカのテクニカルなフュージョン・バンドに負けない熱量とセンス、技量でもって強烈なバンド・アンサンブルで魅せてくれます。
メロディを奏でているギターとキーボードの音色に陰影や叙情性を感じさせるというのも、イギリスのバンドならではの特徴と言えそうですね。
(KOH-1)
Cry BabyJanis Joplin
27歳という短い生涯を駆け抜けたジャニス・ジョプリンさんは類いまれな歌声の持ち主であり、圧巻のライブ・パフォーマンスと珠玉の作品群で音楽史にその名を永遠に刻んだロックシンガーの最高峰の1人です。
シンガーとしての強烈な存在感とは裏腹にシャイな性格の持ち主で、消えることのなかった疎外感や孤独感が彼女の歌声に宿る悲哀のブルースを保証していたのかと思うと、どうにもやりきれないですね。
とはいえ、残された映像の中では本当に楽しそうに歌っているジョプリンさんの姿も確認できますし、音楽をいかに愛し、歌う事への喜びを感じていたというのもまた事実なのだと感じます。
そんなジョプリンさんの代表作となった『Pearl』は、1971年にリリースされた名盤中の名盤です。
前年の1970年にジョプリンさんは亡くなってしまったので、遺作となってしまいました。
だからといって悲劇色だけを読み取るのではなく、全曲に込められた彼女の美しい魂のブルースを無心で味わってほしいですね。
(KOH-1)
ClocksColdplay
00年代以降のピアノロックの金字塔とも言える、コールドプレイの『Clocks』は、2002年のアルバム『A Rush of Blood to the Head』に収録された曲です。
印象的なピアノリフが特徴で、時間の経過と瞬間の価値をテーマにした作品。
クリス・マーティンさんの歌詞は、人生の無情な進行とそれに立ち向かう人間の孤独と不安を織り交ぜています。
ピアノが主導するサウンドスケープは、まるで時間の流れを形作るようで、リスナーを一瞬一瞬の重要さに導きます。
ピアノが印象的なロック、という点でこの曲を最初に思い浮かべる方はきっと多いのではないでしょうか。
Roadhouse BluesThe Doors
破滅型のシンガーとして最も有名な存在であり、詩や哲学に精通したインテリジェンスでありながら、煽情的なパフォーマンスと荒んだ生活を繰り返して27歳という若さでこの世を去った永遠のシンガー、ジム・モリソンさん。
彼が率いたザ・ドアーズは、1960年代を代表するアメリカのロック・バンドというだけでなく、モリソンさんのスタイルも含めて後続のバンドやアーティストに多大な影響を与え続けている存在です。
そんなザ・ドアーズが1970年にリリースした後期の傑作『Morrison Hotel』は、彼らのルーツの1つでもあるブルース色を全面に押し出した1枚。
1曲目の『Roadhouse Blues』からして、骨太なギターのリフと哀愁を帯びたハーモニカのブルージーな響きがカッコいいブルースロックとなっており、不安定なサイケデリックさよりもブルース色の強いドアーズを聴きたい方であれば、このアルバムをオススメします。
ドアーズ流儀のブルースロックを、ぜひ「太陽を待ちながら」聴いてみてはいかがですか?
(KOH-1)
Can’t Fight This FeelingREO Speed Wagon
REOスピードワゴンの名曲『Can’t Fight This Feeling』。
バラードの静かな導入から徐々に盛り上がっていくダイナミックな構成は、80年代の音楽シーンに新たな息吹をもたらしました。
カナダやイギリスでも成功を収め、現在まで色褪せることのない不朽の名曲として私たちの心を打ち続けています。
ケビン・クローニンさんの優しさにあふれた歌声が、バラードの切なさを見事に表現しているので、ぜひチェックしてみてください。