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洋楽ロック人気ランキング【2024】

これまでに人気があった洋楽のロックをピックアップしました。

再生数の多かった曲をランキング形式で紹介しています。

どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。

プレイリストも更新中です。

洋楽ロック人気ランキング【2024】

The RockFrankie Miller

スコットランド出身のフランキー・ミラーさんは、そのハスキーでソウルフルな歌声で1970年代を中心に人気を博したブルーアイドソウル系のシンガーソングライターです。

ルーツ音楽に根差した通好みの音楽性で活動していたミラーさんが、自身のバンドを率いて「Frankie Miller Band」名義で1974年に発表した『The Rock』は、まさにアメリカのルーツ音楽への憧憬を色濃く感じさせるブルースロック~スワンプ・ロックの名盤です!

バンド編成ならではのロック色を強めたサウンドの全編においてギターを担当しているのは、グリースバンドやウイングスなどの活動で知られる名手ヘンリー・マックロウさん。

重厚なブラス・サウンドやコーラスを導入し、サザン・ソウルやカントリー・ロック、R&Bにゴスペルなどを織り交ぜつつ、あくまでブリティッシュ流儀のサウンドへと仕上げているのが特徴的なのですね。

ミラーさんの大迫力のボーカルの素晴らしさは言うまでもなく、最高にソウルフルでカッコいい。

2021年には最新のリマスター、ボーナストラック追加したバージョンで再リリースされていますから、ぜひチェックしてみてくださいね。

KOH-1

Another Brick in the WallPink Floyd

イギリスが生んだプログレッシブ・ロックの代表的な存在であり、1970年代を象徴する巨大なスタジアム・バンドとしてすさまじい商業的な成功を収めたピンク・フロイド。

子どもたちのコーラスも印象的なこちらの『Another Brick In The Wall』は、基本的にアルバム・アーティストであり、シングルをリリースすることに懐疑的なタイプの彼らが、珍しくシングルとして1979年にリリースして大ヒットを記録した楽曲です。

コンセプチュアルなロック・オペラ作品として記録的なセールスを生んだ1979年のアルバム『The Wall』のリード曲であり、同アルバムをけん引したベーシスト兼ボーカリストのロジャー・ウォーターズさんが作詞と作曲を手掛けています。

ヘビーなディスコ風のビート、耳に残るメロディ、練り上げられた楽曲構成、どれを取っても超一級品としか言えませんね。

歌詞の世界観に合わせたMVも映像作品として興味深い内容となっていますから、合わせてチェックしましょう!

KOH-1

Gimme ShelterThe Rolling Stones

伝説のロックバンドであるローリング・ストーンズが、ベトナム戦争とアメリカ社会の混乱に影響を受けて制作した名曲、『Gimme Shelter』です。

1969年にリリースされたアルバム『Let It Bleed』のオープニングを飾るナンバーで、キース・リチャーズさんの寂し気なギターイントロが印象的です。

アメリカのソウル歌手であるメリー・クレイトンさんがゲストで参加し、ミック・ジャガーさんとともにリードボーカルを務めています。

1993年にはチャリティ・アルバムとして『Gimme Shelter』のカバーを集めたアルバムもリリースされていますので、ぜひ聴き比べてみてはいかがでしょうか?

濱田卓也

LolaThe Kinks

最もイギリスらしいバンド、と言われて皆さんはどういったバンドを思い浮かべるでしょうか。

UKロックを愛する音楽ファンの中で、本稿で取り上げているザ・キンクスこそが「最もイギリスらしいロックバンド」と考えている方々、実はとても多いのですよ。

「UKロック史上最も過小評価されたバンド」と呼ばれることもあり、同時代にデビューしたザ・ビートルズやローリング・ストーンズと比べると知名度では残念ながら劣るのは事実ですが、その名の通り「ひねくれた」英国的なセンスで多くの名曲を作り上げた彼らをリスペクトするアーティストは多く存在しており、同じ兄弟バンドとして知られるオアシスのギャラガー兄弟やブラーといったブリットポップ世代のバンドたちもキンクスの熱狂的なファンなのですね。

パンクやメタルといった一見畑違いのジャンルのバンドからの愛され続けているキンクスのすごさはぜひ皆さんその耳と目で確かめてほしいのですが、今回は70年代の洋楽ロックの名曲特集ということで、キンクスが1970年に発表した名曲『Lola』を紹介しましょう。

ヨーロッパのみならずアメリカでもチャート9位というヒットを記録した、彼らの代表的な楽曲の1つです。

軽快なアコースティック・ギターの音色とエレキ・ギターの絶妙な組み合わせが織り成すキャッチーでポップな楽曲でありつつ、クラブで出会った男性と女装の男性との出会いを描いたという歌詞がフロントマン、レイ・デイヴィスさんの真骨頂といった感じですね!

彼らの曲はやはり歌詞が重要ですから、曲を気に入った際にはぜひ和訳などで歌詞をチェックしてみてください。

KOH-1

You Really Got MeThe Kinks

1960年代のロックは、ロックと言っても今のような激しさを持った曲は多くありませんでした。

そんな1960年代のロックに大きな影響を与えたバンドが、こちらのキンクス。

当時としては珍しかった、ひずみの効いた渋いロックサウンドは、現在のロックにも通ずる部分がありますね。

そんなキンクスの名曲が、こちらの『You Really Got Me』。

ひずみの効いたギターとほどよい激しさが印象的な名曲です。

ぜひチェックしてみてください。

Ryo

HushDeep Purple

『Hush』は日本でも人気のハードロック・バンドであるディープ・パープルの、1968年にリリースされたデビューアルバムのタイトル曲です。

シングルカットされると全米チャートでは第4位にランクインしました。

ビリー・ジョー・ロイヤルさんのカバーで、アルバムには『Hush』を含め数曲のカバー曲が収録されています。

『Hush』はまだハードロック路線に進む前のディープ・パープルを聴ける楽曲なので、『Burn』や『Highway Star』などと聴き比べても面白いと思います。

濱田卓也