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洋楽ロック人気ランキング【2024】
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洋楽ロック人気ランキング【2024】

これまでに人気があった洋楽のロックをピックアップしました。

再生数の多かった曲をランキング形式で紹介しています。

どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。

プレイリストも更新中です。

もくじ

洋楽ロック人気ランキング【2024】

The Valentyne SuiteColosseum

厳かなハモンド・オルガンの響きとともに、バンドの中心人物でありテクニカル・ドラマー、ジョン・ハイズマンさんによるイントロのドラムスが入ってくる瞬間は、いつ聴いてもぞくぞくしていまいます!

イギリスが生んだプログレッシブ・ロック~ジャズ・ロックの草分け的な存在であるコロシアムが1969年にリリースしたセカンド・アルバム『Valentyne Suite』のラストを飾る同名の大作『ヴァレンタイン組曲』は、タイトル通り3つの楽曲で構成された組曲であり、シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』における最後の3ヵ月をテーマとしたドラマチックな名曲中の名曲。

バンドの持っていたブルース・ロックの要素も残しながら、ビッグ・バンドのようなアレンジを持ちこんだサウンドであり、その構成力はまさに圧巻の一言ですね。

ジャズ的なアプローチはドラムスとサックスなどに濃厚ながら、オルガンやピアノの音色はクラシック音楽的でもあり、重厚なバンド・アンサンブルはハードロックにも通じるものがあります。

むしろ並のハードロックが裸足で逃げ出す迫力のサウンドは、まさに60年代が生んだ英国プログレッシブ~ジャズ・ロックの金字塔的なものである、と言えましょう。

KOH-1

Punk Rock Princesssomething corporate

2000年代のポップパンクやエモブームの中でも、後にソロとしても大成功するアンドリュー・マクマホンさんのピアノを大々的にフィーチャーしたバンドとして人気を集めたサムシング・コーポレートの名曲『Punk Rock Princess』。

2002年発表の彼らのアルバム『Leaving Through the Window』に収録され、パンクロックを愛する女の子への憧れと若さゆえの情熱が詰め込まれたこの楽曲は、ピアノの旋律が疾走感あふれるバンドサウンドに見事に溶け込んでいます。

歌詞はセンチメントに満ち、誰もが経験するであろう屈託のない日々と青春の焦燥を形容しており、リスナーの心を揺さぶります。

ピアノの力強い鍵盤は、まさに曲の中心をなし、エモーショナルな一面とポップな魅力をギュッと凝縮して放つのです。

思春期を象徴するかのような本作は、ピアノが奏でる感情の起伏を感じながら聴きたい逸品ですね。

RAG MUSIC 編集部

Stairway to HeavenLed Zeppelin

1970年代において最も売れたロック・バンドの1つであり、象徴的な存在として巨大な影響力を持つ存在といえば、1968年にデビューを果たしたレッド・ツェッペリンです。

ミュージシャンとしての素晴らしい才能と個性を持った4人のメンバーによる革新的なハードロックは、もはや芸術の域にまで達したといっても過言ではないでしょう。

そんな彼らが単なるハードロックの枠内を軽々と飛びこえて、あまりにも有名なイントロのアルペジオを奏でるアコースティック・ギターを軸として、徐々にドラマチックに変化していく楽曲展開が壮絶なまでに美しい名曲『天国への階段』は、まさに彼らの音楽の芸術性を物語る名曲中の名曲です。

8分に及ぶ大作であり、バンドの持つ比類なき創造性が生んだロックの歴史に残る楽曲であることは間違いありませんし、クラシック畑のミュージシャンからも称賛されているというのも、思わず納得してしまいますよね。

KOH-1

Train to NowhereSavoy Brown

ここ日本ではフリートウッド・マック、そしてチキン・シャックを「三大ブルース・バンド」と呼ぶことがあり、その一角を占めるのが本稿で紹介するサヴォイ・ブラウンです。

1965年、当時18歳だったギタリストにして唯一のオリジナル・メンバーであるキム・シモンズさんを中心として結成され、長い活動歴の中で紆余曲折ありながらも一貫して「ブルース」を基盤としたサウンドを鳴らし、2020年代の今もバリバリの現役として活動を続ける生ける伝説のようなバンドなのですね。

彼らは本国イギリスよりもアメリカでの人気が高く、後にアメリカに拠点を置いて活動したということも特徴です。

そんなサヴォイ・ブラウンが1969年に発表したサード・アルバム『Blue Matter』は、初めてアメリカのチャートにランクインした彼らにとっては出世作と言える1枚。

A面の5曲がスタジオ音源、B面の3曲がライブ音源という変則的な作品となっているのも、いかにも60年代らしい雰囲気ですね。

どちらの音源もブリティッシュ・ブルースロックの粋を楽しめる逸品です!

KOH-1

Smells Like Teen SpiritsNirvana

強烈なディストーションにまみれたパワーコードのリフ一発で、世界をあっと言わせたニルヴァーナの歴史的な名曲です。

何か説明を加えることがはばかれるほどに有名な曲ではありますが、1990年代以降の音楽シーンにおいて最も重要な楽曲であり、オルタナティブロックを語る上で避けては通れません。

とはいえ、あまりにも音楽史的な文脈で語られ過ぎているというのも否めませんから、とくにオルタナティブロックを聴き始めた方には、なるべく先入観なしに聴いてみることをオススメします。

シンプルながらもソフト&ハードを駆使した楽曲構成の妙、カート・コバーンさんのボーカリスト&ソングライターとしての圧倒的な才能……本来の楽曲の良さそのものを、ぜひ味わってみてくださいね。

KOH-1

A Thousand MilesVanessa Carlton

2002年リリースのヴァネッサ・カールトンさんの代表作『A Thousand Miles』。

ピアノのメロディックなイントロは今でも多くの人々のココロを掴んで離さないですね。

ラブソングとして、または自己実現を願う応援歌として、さまざまな感情と情熱が込められていて、誰しもが何度でも聴きたくなる魔法のような1曲です。

2003年グラミー賞ノミネートなど、その実力も業界内外から高く評価されているのが印象的。

バックに流れるバンドサウンドが、ピアノの旋律を一層際立たせるこの名曲は、ピアノポップのファンならずとも楽しめるでしょう。

想いを伝えたい相手や大切な人との距離を感じさせる歌詞は、心を動かすストーリーとしても素晴らしい。

ぜひ多くの人にこのノスタルジックなメロディを感じてもらいたいですね!

RAG MUSIC 編集部